警視庁捜査二課――企業の横領や談合、脱税、贈収賄や選挙違反、詐欺などの知能犯を扱う部署で、警察のエリートコース。

第16回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作『筋読み』シリーズ第2弾です。

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作＆41万部突破のベストセラー『がん消滅の罠 完全寛解の謎』の衝撃を超える、驚愕のタイムリミット・サスペンス! ヘルペスウイルスの研究をしていた大学教授の首なし死体が発見された。

著名な画家のアリシアは、ある夜、帰宅した夫を射殺した。

元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。当初は事故と思われたが、側頭部に殴られた痕がみつかった。

法医学者の宗像隆一郎は、明智小五郎と並ぶ名探偵としても知られていた。

築地に奇妙な西洋館が建っていた。正方形の敷地を対角線で半分に割り、建物も中央のエレベーターを境に分割されている。

新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。

移動デリを経営するバツイチでアラサーの夏都。借金を返しながら、海外赴任中の姉の息子・智弥を預かる生活はぎりぎりであった。

坂崎磐音の父で豊後関前藩家老の正睦は、日光社参の無事を祝って城中で催された猿楽に異例の招きを受ける。

燕飛び交う初夏に、将軍家治は日光社参を決行する。

真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。

パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。

アイダホで隠棲中のボブ・リー・スワガーを、ひとりの女性が訪ねてくる。彼女の名はジャネット・マクダウェル。

ボブの分析をもとに割り出されたジューバの拠点にイスラエル軍が急襲をかけるも、軍はすんでのところで彼を取り逃がしてしまう。

存在が確認できている長編・中編を含む277編を、執筆年代順に網羅する初の事実上の全集化。毎月１冊ずつ刊行予定。